映画で復活「笠置音頭」、住民が継承へ 京都

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映画の撮影で笠置音頭を踊る住民たち(2016年12月11日、笠置町笠置)

 京都府笠置町を舞台にした映画「笠置ROCK!」で約30年ぶりに踊りが復活した「笠置音頭」をみんなで踊る「笠置音頭ゆかた祭り」が16日、同町笠置の木津川河川敷で開かれる。町民らでつくる実行委員会が参加を呼び掛けている。

 笠置音頭は、小学校の運動会や婦人会のイベントなどで欠かせないものだったが、1980年代に踊られなくなった。関係者によると、町も大きな被害を受けた86年の水害や笠置小の火事などで取りやめが重なったためではないかという。

 映画の馬杉雅喜監督が復活を呼び掛けて笠置音頭の録音テープを探し出し、約200人が笠置音頭を踊る場面が撮影された。再び途絶えないようにと、映画に出演した町民や地域おこし協力隊員、地元区長らが実行委を作り、ゆかた祭りを企画した。

 当日は午後6時と7時半から笠置音頭を踊る。初心者でも踊れるよう講習も開く。「笠置ROCK!」も上映を予定。笠置の伝統行事「灯籠流し」も会場近くで行う。雨天中止。問い合わせは実行委阪井さん0743(95)2240。

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