【J1採点&寸評】川崎 3-1 鹿島|家長、阿部を高評価!ただしMOMに選出したのは…。

[J1リーグ22節]川崎3-1鹿島/8月13日/等々力

【川崎 3-1鹿島 PHOTO】川崎が3ゴールで首位鹿島の連勝をストップ!

【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
前半はボールを保持しながら点が取れない時間が続いたが、45+1分に先制点を奪うと、後半は勢いよく2ゴール。昨季、苦汁を飲まされた相手に連勝を果たした。
 
GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
60分過ぎからの鹿島の猛攻を鋭い反応で阻止。ノーマークで鈴木にヘッドを打たれて1点は失ったが、勝利に貢献した。
 
DF
18 エウシーニョ 6.5
常に高い位置を取り攻撃をサポート。裏のスペースを突かれる場面はあったものの、阿部のゴールは彼のパスから生まれた。
 
3 奈良竜樹 6.5
金崎と激しいバトルを展開。22分には金崎にハードタックルを受けたが、その後も冷静に対処した。後半は身体を張ったシュートブロックも光った。もっとも終盤の失点場面では、鈴木に前に入られた。
 
5 谷口彰悟 6.5
前節同様に奈良とCBを組む。鹿島のカウンターに気を配りながら“キャプテン”として周囲を鼓舞した。
 
7 車屋紳太郎 6
タイミングの良い攻め上がりで相手陣内へ進攻。ディフェンス面でも粘り強く守った。
 
MF
21 エドゥアルド・ネット 6
大島とともに川崎のパスサッカーを支えた。前半はシュートを枠に飛ばせなかったが、後半には右足で鹿島ゴールを強襲した。
 
MAN OF THE MATCH
10 大島僚太 7
ここ数試合同様のハイパフォーマンスを披露。抜群のキープ力、的確なパスと、川崎の中盤は彼なしでは成り立たないと言えるほどだった。前半終了間際にはPA内に走り込み、オウンゴールを誘発。貴重な先制点をもたらした。
 
14 中村憲剛 6(72分OUT)
相手守備網のギャップを突いてボールを受け、シンプルにはたき、攻撃を活性化させた。41分の決定機は決めたかった。
 
41 家長昭博 7(90+3分OUT)
中盤右で先発したが、頻繁に中央へ入りパスを引き出した。周囲とのコンビネーションも問題なく、リズムよくパス回しに参加。先制点の起点となり、55分にも決定機を演出。72分には自慢の左足で、リーグ戦今季初ゴールを決めた!
 
2 登里享平 6.5(64分OUT)
車屋とのコンビネーションで左サイドを攻め上がりチャンスに絡んだ。41分には絶妙な落としで中村のシュートをお膳立てするも、惜しくも決まらなかった。それでも46分に阿部のゴールをアシスト。一方、55分のチャンスはバーの上に外してしまった。

FW
8 阿部浩之 7
秀逸なワンタッチプレーで攻撃を加速させ、毎度のことながら守備意識も非常に高かった。後半開始早々には素晴らしいコントロールショットで追加点をゲット!
 
交代出場
MF
22 ハイネル 6(64分IN)
前がかりになった鹿島の最終ラインの裏を狙い、カウンターの先導役となった。半面、66分のイエローは余計だった。
 
FW
11 小林 悠 6(72分IN)
負傷の影響でベンチスタートも、チームがリードを得るなかピッチに登場。家長にパスをつないで3点目を呼び込んだ。
 
MF
6 田坂祐介 -(90+3分IN)
クローザーとして登場。2点のリードを守ったまま試合を終わらせた。
 
監督
鬼木 達 6.5
家長の先発起用が大正解。序盤から鹿島を押し込み、相手のシステムチェンジにも焦ることなく対応した。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
前半はボールを回されたが、守備組織を崩されたわけではなかった。それだけにを0-0で折り返していたら、ゲームは分からなかった。前半終盤から3バックにシステムチェンジし、バランスを崩した。
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5.5
3失点した手前、採点は高くできないが、特に後半は好セーブを連発。彼がいなければさらに失点は増えていた。
 
DF
22 西 大伍 5.5
序盤から柔軟なディフェンスを見せた。ただ、先制点の場面ではカバーに入るも、足に当たったボールがネットに吸い込まれオウンゴールを献上。後半は積極的に攻撃参加した。
 
5 植田直通 5.5
前半は昌子とともに自陣に高い壁を築いた。一方、3バック変更に伴い動きに迷いが出た。
 
3 昌子 源 5.5
1対1の対応、カバーリングと個人のパフォーマンスは悪くなかった。だが、3失点は悔いの残る結果だ。
 
16 山本脩斗 5.5
頻繁にポジションを変える家長、高い位置を取ったエウシーニョに苦しめられた。途中からはウイングバックとプレーするも、良い形でクロスは供給できなかった。
 
MF
20 三竿健斗 5.5
空いたスペースをそつなく埋めるなど、目立たずとも中盤でよく働いた。が、2失点目の場面では登里へのマークが甘くなってしまった。87分には鈴木のゴールをアシスト。
 
4 レオ・シルバ 5.5
前半は中村の動きに目を配りながら中盤をコントロール。2点を取られた後はチームが前に人数をかけるなか、難しい舵取りを強いられた。
 
25 遠藤 康 5(77分OUT)
前半は最終ラインまで戻り、よく川崎の攻撃を抑えた。しかし、後半始めの失点シーンではエウシーニョへの対応がやや軽くなり、72分にも家長のシュートを止め切れずに失点した。
 
11 レアンドロ 5(61分OUT)
攻撃に推進力をもたらしたかったが、前半はチームの重心が低かったこともあり、なかなか良い形でボールをもらえなかった。プレー面より判定を巡ってエキサイティングする姿が目立ってしまった。

FW
33 金崎夢生 5.5
奈良へのハードタックルなど前半はプレーが激しくなりすぎた。後半は鈴木、安部らとの連係で川崎ゴールに迫るも、最後までネットは揺らせなかった。
 
13 中村充孝 5(56分OUT)
2トップの一角として先発。前線からのプレスなどで貢献したが、攻撃の起点にはなれず。
 
交代出場
FW
9 鈴木優磨 6(56分IN)
交代出場直後に金崎へ好クロスを供給。87分にはヘッドで豪快に決め、一矢報いた。

MF
30 安部裕葵 6(61分IN)
64分には西のパスを受け、谷口をかわして右足を強振。シュートは惜しくも外れたが、ポテンシャルの高さを感じさせるプレーだった。
 
DF
24 伊東幸敏 -(77分IN)
80分のダイレクトでの折り返し、87分の鈴木へのクロスとチャンスは作った。ただ、最後までゴールにはつながらなかった。
 
監督
大岩 剛 5
試合途中での3バックへの変更は奏功せず。「相手の良さを出させてしまった」と、試合後には肩を落とした。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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