万葉線にドラえもん電停 高岡市が「志貴野中前」9月改装

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 高岡市は路面電車・万葉線の「志貴野中学校前電停」(同市あわら町)をリニューアルし、市出身の漫画家、藤子・F・不二雄さんが生んだ人気キャラクター「ドラえもん」を全面にデザインする。全国にも例のない取り組み。電停と市美術館(中川)を結ぶ歩道の路面には経路を示すペイントを施し、美術館にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」との相乗効果で来訪者の増加を図る。9月にも完成する見込み。(高岡支社編集部・柵高浩) 関係者によると、リニューアルするのは、ギャラリーから徒歩約10分の位置にある志貴野中学校前電停の下り線。ドラえもんのキャラクターをシールでデザインして一目で「ドラえもんの電停」と分かるようにし、ラッピング車両「ドラえもんトラム」と統一感を持たせる。

 神奈川県川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」の最寄り駅では、発車メロディーにドラえもんの音楽が使われているものの、電停や駅を全面的に“ドラえもん化”する試みは全国初とみられるという。

 電停のリニューアルに伴い、ふるさとギャラリーに向かう市役所前の市道の歩道にペイントを施してギャラリーへのアクセスの分かりにくさを解消する。

 整備には6月に一般会計補正予算で計上したふるさとギャラリー関連費を充てる。同ギャラリーは常設施設として2015年にオープン。原画や資料を展示し、藤子さんの作品の魅力や足跡を発信している。藤子さんの誕生日で開館日でもあることし12月1日から2周年の記念展を開く。

 市内には、高岡おとぎの森公園やウイング・ウイング高岡前広場などにドラえもんキャラクターのオブジェがある。海外からのファンも多く訪れており、市は電停リニューアルをさらなる高岡の魅力向上につなげたい考えだ。

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