【J1採点&寸評】FC東京1-0神戸|P・ウタカの決勝点でFC東京が2連勝!! J1初出場の“遅咲き守護神”が好守連発

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[J1リーグ22節]FC東京1-0神戸/8月13日/味スタ

【FC東京1-0神戸 PHOTO】P・ウタカが決勝ゴール!耐えたFC東京が神戸に完封勝利!

【チーム採点・寸評】
FC東京 6.5
前半は低調な内容だったが、スペースが生まれた後半に攻撃が活性。両サイドと中央を使い分けながら、チャンスを作った。
 
【FC東京|採点・寸評】
 
GK
MAN OF THE MATCH
 1 大久保択生 7
プロ10年目にしてJ1初出戦を果たし好守を連発。2連勝に大きく貢献した。特に、ハーフナーが放ったヘッドを片手1本で阻止した85分のセーブは、勝利を引き寄せた意味でも素晴らしかった。
 
DF
22 徳永悠平 6
プレーに迷いはなく、局面に応じて最善手を選択。マイボール時は、1列前の室屋を上手くサポートしていた。
 
14 チャン・ヒョンス 6.5
強靭なフィジカルを強みに、最終ラインの“壁”として立ちはだかる。高さのあるハーフナーとの勝負も決して引けを取らなかった。
 
5 丸山祐市 6.5
本職の守備に止まらず攻撃にも積極的に顔を出し、左サイドからの攻撃に厚みをもたらす。攻守両面でほぼミスなくプレー。
 
MF
8 髙萩洋次郎 6
長短織り交ぜたパスで攻撃を組み立てる。得点にはつながらなかったが、東の決定機を演出した27分のラストパスなど、随所にセンスを示した。
 
2 室屋 成 6.5
常に敵の背後を狙ってチャンスをうかがい、88分に大久保嘉のパスに抜け出して決勝点をお膳立て。右サイドからの攻撃を支えた。
 
37 橋本拳人 6(83分 OUT)
前半は大人しかったが、中盤にスペースができた後半になると動きが活性化。縦への抜け出しからチャンスを迎えるなど、攻守に鋭い動きを見せた。
 
38 東 慶悟 5.5(57分 OUT)
前半に比べ、後半はいくらか動きに躍動感が現われたが、リズムを生めないまま後半途中に交代。27分の決定機は決めたかった。
 
6 太田宏介 6
味方との距離感が悪かった前半は窮屈そうにプレー。後半に入り前線で起点ができると、果敢に左サイドを攻め上がり、セットプレーでは左足から正確なキックを放り込んだ。

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FW
13 大久保嘉人 6
前を向いたプレーは少なく、中盤に下りて味方からパスを引き出す動きが目立つ。それでも、無駄なプレーはなく、決勝ゴールの起点になった。
 
20 前田遼一 5.5(72分 OUT)
動きは悪くなかったが、後半に迎えた二度の決定機を決め切れなかったのは残念。チャンスがありながら結果を残せなかったため、及第点より下とした。
 
交代出場
MF
7 米本拓司 6(57分 IN)
豊富な運動量を生かし、攻守にピッチを奔走。プレスバックして、懐の深いタックルでマイボールにするプレーは健在だった。
 
FW
9 ピーター・ウタカ 6(72分 IN)
室屋のお膳立てを受けて、決勝ゴールをマーク。中央に張っているだけでなく、左右に動きてパスを引き出す動きは効果的だった。
 
FW
23 中島翔哉 ―(83分 IN)
チャンスには結びつかなかったが、前を向いたドリブルで存在感を示す。ただ、インパクトを残すには、プレー時間が短かすぎた。
 
監督
篠田善之 6.5
交代カードを駆使しながら、後半にリズムを引き寄せた采配は評価できる。前後半で内容に差が出てしまったのは反省点。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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【チーム採点・寸評】
神戸 5
リズムを掴んでいた前半にゴールを奪えなかったのがすべて。運動量が落ちた後半は、中盤のスペースをいいように使われていた。
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 6
前半には東と1対1、後半も前田の決定機を二度セーブするなど、パフォーマンスは悪くなかった。
 
DF
16 高橋秀人 5.5
3バックの中央で、冷静にラインコントロール。後半はやや集中を欠き、P・ウタカの対応に苦戦していたのが気になった。
 
5 岩波拓也 6
前田や大久保嘉とのマッチアップでは、大半の場面で危なげなく対応。後方からのフィードも終始正確だった。
 
3 渡部博文 6
打点の高いヘッドで制空権を渡さなかった。敵陣からのロングボールをことごとく撥ね返すだけでなく、セットプレー時は積極的にゴールも狙った。
 
MF
34 藤谷 壮 6
スピード豊かな突破で存在感を放つ。スペースさえあれば右サイドを駆け上がり、対面した太田を牽制したその姿勢は称えたい。
 
22 橋本 和 5.5
CKから放ったヘッドがクロスバーに嫌われた以外、攻撃面であまり見せ場はなかった。後半は徐々に守備が緩くなり、失点時は室屋に背後を突かれた。
 
14 藤田直之 5.5
中盤の底でパスを捌きつつ、守備にも奔走していたが次第に運動量が低下。終盤は存在感が希薄になった。
 
17 田中英雄 6(78分 OUT)
中盤を幅広く動き回り、ビルドアップに関与。ボールホルダーをしつこく追い回し、自由にパスを供給させなかった働きも効いていた。

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FW
11 渡邉千真 5.5(75分 OUT)
縦パスを確実に収めるなど、攻撃の起点としての働きは良かった。あまり前を向けず、バイタルエリア周辺で“怖さ”を見せられなかったのは悔やまれる。
 
13 小川慶治朗 5(HT OUT)
前線で献身性を見せたが、攻撃面で輝けず前半で交代。藤田のスルーパスからGKと1対1の場面を迎えた19分の決定機は決めたかった。
 
10 ルーカス・ポドルスキ 5
前線で上手くパスを受けられないシーンばかりで、チームの一員として機能していなかった。周囲との連係やコンディションへの課題を露呈。
 
交代出場
FW
9 ハーフナー・マイク 5.5(HT IN)
85分に打点の高いヘッドでゴールを強襲も、相手GKの好守に阻まれ不発。ポドルスキとの連係にも課題はまだ残る。
 
MF
15 小林成豪 5(75分 IN)
5試合ぶりに出場を果たすも、不完全燃焼のまま試合終了。試合のリズムに上手く馴染めなかった。
 
MF
7 ニウトン ―(78分 IN)
本来の力強いボール奪取は見られず、不用意なミスも散見。好調時に比べると、コンディションは低下していた。
 
監督
ネルシーニョ 5
ポドルスキ、ハーフナーの2トップ起用が不発に終わるなど、終始采配が冴え渡らなかった。3連敗となり、今後の試合で真価が問われそう。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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