木の椅子作りや光る泥だんご…匠のすごい技実感

©株式会社神奈川新聞社

 手縫いの布小物やミニサイズの畳作りなどから、プロの職人技を子どもたちが体験する「匠(たくみ)の小学校2017」が13日、横浜市技能文化会館(同市中区)で開かれた。同館の主催。

 日ごろ接する機会の少ない職人と触れ合い、技術を体験することで子どもにさまざまな仕事があることを知ってもらうことが目的。同市内の塗装業やシルクスクリーン印刷業、洋裁師など、10職種の職人計100人が講師役を務めた。

 和裁士とともに着物の端切れでお手玉の人形を縫ったり、左官業の職人に手ほどきを受けながら光る泥だんごを作ったり、子どもたちは真剣に取り組んでいた。

 大工の体験では、親子で木の椅子作りに挑戦した。木の板をのこぎりで切り、金づちでくぎを打つ作業に苦戦する参加者の姿も。数人の職人が会場を回り、「難しい」と手を止めた子どもにきれいに仕上げるこつなどを丁寧に指導。約2時間の体験で、全員が椅子を完成させた。

 参加した石井雪輝さん(11)=同市南区=は、「こういう作業をする機会はあまりない。くぎを真っすぐ打つのは難しかったけど、自分としてはきれいにできた」と満足そう。「秋に赤ちゃんが生まれるので、座らせてあげたい」と笑顔で話していた。

あなたにおすすめ