本県大学進学率45%に 17年度・直近5年で最高

 県による2017年度の学校基本調査(速報値)で、今春に高校を卒業した生徒の大学進学率は45.3%で前年を0.4ポイント上回り、ここ5年では最も高い数値となった。一方、県内大学への進学率は27.7%で、前年度調査より0.4ポイント下がっている。就職した生徒の割合は28.7%だった。

 17年3月の公私立合わせた高校卒業者数は1万73人で、前年度比131人減。短大や通信教育部を含めた大学進学者は4566人だった。大学進学率は毎年、44〜46%で推移している。横ばいの状態だが、17年度は比較的高い数値となった。全国平均は例年並みの54.7%だった。

 大学進学者のうち、県内を選択したのは1265人。県内進学率は、14年に2年ぶりに上がって27.0%となり、15年27.2%、16年28.1%と上昇していたが今回はダウンした。

 進学者に対して就職者をみると、今春の就職者総数は2891人で、県内を選択したのは2249人だった(77.8%)。県外の就職先を都道府県別にみると、最も多いのが東京都で257人。宮城県123人、神奈川県69人と続き、県教育委員会によると、毎年同じような傾向が続いているという。

 若い世代の県内定着・回帰を促進する重要性が高まる中、県教委は郷土愛を育むための事業を推進。第6次県教育振興計画(6教振)では、高校生の県内就職率を20年には80%以上とする目標を掲げている。

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