狙っていた直球、明豊の浜田逆転2ラン

©有限会社大分合同新聞社

【明豊-坂井】8回裏明豊2死二塁、浜田が左越えに逆転の2点本塁打を放つ=甲子園

 狙っていた内側直球を豪快に振り抜いた。八回、勝利を呼び寄せる逆転の2点本塁打を放った明豊の浜田太貴(2年)は「直球に絞っていた。打った瞬間に『入る』と確信した」と満面に笑みを浮かべ、会心の当たりを振り返った。

 手痛い失点を喫した直後の攻撃だった。1点差とし、なおも2死二塁で打順が回ってきた。「最後(九回)にチャンスが回ってくるか分からない。この打席で自分が決める」と、気持ちを高めて右打席に入った。

 ボール球を見送り、ワンストライクワンボールで迎えた3球目。第2、第3打席で二塁打を放った時と同じように、狙い球の直球に「体が勝手に反応した」(浜田)。うまく腕を畳んで思い切り振り抜いた打球は浜風にも乗って一気に左翼席へ。打球がスタンドに入るのを確認すると、悠々とダイヤモンドを一周し、歓喜に沸くベンチに最高の笑顔で飛び込んだ。

 大分大会準決勝で2本の本塁打を放ったが、決勝では無安打。歓喜に沸くベンチの脇で肩を落としたという2年生は、悔しさを大舞台で見事に晴らし、「この逆転勝利でチームも勢いづくはず」と次を見据えた。

打つと信じていた

 明豊・川崎絢平監督の話 (終盤に勝ち越されたが)必ず打ってくれると信じていた。打線がよくつないでくれた。ただ欲を言えばもう少し効率よく得点できればよかった。大分県代表が勝てていない中で、大分が元気で、しっかりした野球をしているということを証明できてよかった。

あなたにおすすめ