強制わいせつ増も埼玉刑法犯13年連続減 上半期は3万891件、高齢者の犯罪目立つ

 今年1~6月上半期の県内刑法犯認知件数は前年同期比3984件(11・4%)減の3万891件で、2005年から13年連続で減少していることが、県警のまとめ(暫定値)で分かった。認知件数は全国で4番目に多く、人口10万人当たりでは5番目に多い423・5件だった。

 特に減少が目立ったのは自転車盗で、前年同期を2302件(21・2%)下回った。県警刑事総務課は「限られた人員の中、初動対応の強化や犯罪情報の提供などを進め、摘発と抑止の両面から効果が数字に表れたのではないか」と分析する。

 同課によると、殺人など重要犯罪の認知件数は前年と同じ363件。内訳は、殺人20件(8件減)、強盗66件(29件減)、放火17件(3件減)、強姦(ごうかん)22件(2件減)といずれも減少した一方、強制わいせつは232件(48件増)と増加した。

 検挙件数は同261件増の8706件。検挙率は自動車盗やひったくりなど重要窃盗犯を中心に上昇し、4・0ポイント増の28・2%だった。検挙された5990人の年齢構成をみると、65歳以上が1251人(20・88%)と高齢者の犯罪が目立つ。

 警察官100人当たりの刑法犯認知件数は全国1位の268・1件で、依然として高い負担率を示している。

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