大同特殊鋼の米精密鍛造子会社「OSF」、機械加工に進出

競争力強化へ旋削加工機導入

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 大同特殊鋼(社長・石黒武氏)は、100%出資子会社のオハイオ・スター・フォージ(OSF社、本社・米国オハイオ州ウォーレン市)に旋削加工機を導入し、新たに機械加工を開始する。既存鍛造品のシェア確保と価格競争力の向上を図る狙い。大同特殊鋼本体の投資判断を経て、設備の据え付け工事を開始する。量産開始は2018年1月を予定している。

 OSFは1988年に設立。当初は日系ユーザーの現地生産対応を中心としたが、徐々にユーザーの幅が広がり、現在では顧客が多様化している。

 主要事業は精密鍛造品の製造販売。軸受、自動車、産業機械、エネルギー関連など向けにベアリングレース、スリーブ、ハブ、ギアなどを供給する。

 主な生産設備は、鍛造機がAMP30・2基、AMP40・1基、AMP50XLHFE・1基、AMP70XL・1基。熱処理炉は球状化焼鈍炉1基、焼準炉1基、冷間ロール機9機など。

 特に近年は、北米自動車産業の堅調な成長で、米系・日系の自動車・産業機械・軸受けをはじめとする各ユーザーからの受注が拡大している。

 現在、導入を計画している機械加工設備は産業機械部品用の専用加工機。OSF敷地内に設置する。

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