故人しのぶ灯籠の光 青森・青龍寺 昭和大仏盂蘭盆万灯会

昭和大仏を大小約3千基の灯籠の光が包んだ「盂蘭盆万灯会」=13日午後7時25分ごろ、青森市桑原の青龍寺

 青森市桑原の青龍寺(織田隆玄住職)で13日夜、大小約3千基の灯籠に火をともすお盆の行事「盂蘭盆万灯会(うらぼんまんどうえ)」が始まった。灯籠の柔らかな光と昭和大仏が幻想的な世界をつくりだした。16日まで。

 万灯会は高野山に長く伝わる伝統行事で、青龍寺では今年で33回目。午後7時から法要が始まり、境内に厳かに読経が響くと、参拝者たちが一様に手を合わせて、先祖や友人、親類ら故人をしのんだ。

 同市の中村真一さん(70)は「今年の7月に妻が亡くなって灯籠を出したので初めて来た。幻想的な雰囲気でよかった。毎年来たい」と話した。期間中は毎日、灯籠にろうそくの火がともる。

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