琵琶湖の貝カレー、どんな味? ココイチ販売

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タテボシガイのむき身がふんだんに盛りつけられた「タテボシガイカレー」=上=と、琵琶湖固有種のタテボシガイ=アドバンス提供

 滋賀県内でカレーハウスCoCo壱番屋を11店舗経営する「アドバンス」(本社・長浜市)は、琵琶湖固有種のタテボシガイのむき身を煮込んだ「タテボシガイカレー」を販売している。タテボシガイは加工に手間がかかるため、あまり流通しておらず、一般家庭の食卓に並ぶことも少ない。同社は「タテボシガイを知るきっかけをつくりたい」としている。

 タテボシガイはイシガイ科の二枚貝で、シジミ漁の網に一緒にかかる。シジミよりも多く水揚げされるが、泥の中で生息しているため、食べるには砂や泥を吐かせるなど十分な処理が必要となる。ふっくらとした身はアサリのような食感で、つくだ煮などの加工品にされることが多い。

 同社はこれまでにも県内産のシカ肉を使ったカレーを販売し、獣害対策や猟師の収入増に貢献してきた。今回のタテボシガイカレーも地域貢献の一環で、漁業支援と琵琶湖の豊かな恵みを伝えようと開発した。

 米原市の加工販売業者の協力を得て、砂や泥を除去した後に減菌処理を施し、店舗に運んで調理する。貝の食感や風味を残すため、煮込む時間に試行錯誤を重ねた。昨年4月から長浜市内の店舗で先行発売し、今年6月から大津におの浜店と近江八幡サウスモール店でも提供している。

 企画開発を担当した川森慶子総務部長(43)は「カレーを食べた後は、ぜひ調理にも挑戦してほしい。ニンニクとの相性も良く、アヒージョ(オリーブオイル煮込み)もおすすめ」と話している。1皿721円。

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