半身不随者の一歩支える 富谷の男性、移動補助器具開発 無償貸与

補助器具の操作方法を説明する中鉢さん

 半身不随の身体障害者の外出を後押ししようと、元建築金物会社経営の中鉢照雄さん(65)=宮城県富谷市あけの平2丁目=が補助器具を独自開発した。中鉢さんは「体が動かないことで屋内にこもりがちな方々の応援をしたい」と話し、希望者に貸し出しを始めた。 ◇

 中鉢さんは、これまでにも身障者の入浴を支援する介助器具や、車いす利用者の車両乗り換えなどを補助する器具を開発。昨年秋、温泉施設であった高校時代の同級会で、半身不随の同級生が施設内での移動に困っていたのを目の当たりにしたことから、半身不随者用の器具開発に着手した。

 器具はスチール製で重さ約5キロ。複数のパイプを組み合わせた構造で、不随になっている側の足に装着し、動かせる側の手でハンドルを操作して、足の上げ下げの動きをサポートする。

 リハビリ施設関係者や理学療法士と相談しながら改良を進めており、希望があれば無償貸与する。手作りのため大量生産できないことから、民間企業や研究機関などの協力も募っている。

 中鉢さんは「身障者の歩きたいという気持ちを応援したい。使ってもらうことでさらなる改良も進められる。関心があれば声を掛けてほしい」と話す。

 連絡先は中鉢さん090(3754)1925。

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