阪和興業の17年4~6月期連結決算、経常増益66億円

 阪和興業の17年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比16・5%増の4083億7800万円、経常利益が38・2%増の66億1900万円、純利益が58・0%増の44億3300万円だった。

 売上高は、鋼材や各種資源の価格が前年同期に比べて高水準で推移したことから増収に転じた。損益面では好調な金属原料事業で利益を積み増したことが奏功したのに加え、前年同期には下げ要因だった為替差損益が差益に転じたことから経常益、最終利益とも増加した。

 部門別で見ると、鉄鋼事業は条鋼類が仕入れ価格の上昇により利幅が縮小した一方で、鋼板類のヒモ付き価格上昇による利益額の増加などがけん引したことから、売上高は16・8%増の2099億1千万円、営業利益は14・5%増の49億2500万円と増収増益を達成。金属原料事業は、クロム・マンガン系の合金鉄価格の上昇やステンレス母材などの拡販が収益を押し上げ、前年に損失を計上した子会社の昭和メタルが黒字化したこともあり、売上高は40・2%増の435億5100万円、営業利益は約7倍の11億1400万円となった。

 非鉄金属事業もアルミニウムや銅などの国際商品市況が強基調で推移したことなどから、売上高は25・9%増の236億7600万円、営業利益は10・3%増の4億6600万円を計上した。

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