豪雨被害5年「後世に伝え続ける」 京都・宇治

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京都府南部豪雨の発生から5年を迎え、起立して犠牲者に黙とうをささげる市職員たち(14日午前11時、宇治市宇治・市役所)

 京都府宇治市などで大きな被害があった京都府南部豪雨は14日、発生から5年を迎えた。同市宇治の市役所で、職員や来庁者らが犠牲になった夫婦の冥福を祈って黙とうをささげ、防災の誓いを新たにした。

 午前11時、職員はそれぞれの持ち場で起立して黙とうした。山本正市長は庁内放送で「この災害で得た経験を教訓とし、引き続き安全安心なまちづくりをより一層推進する。この災害を強く心に刻み、決して風化させることなく、しっかりと後世に伝え続けていく」と話した。

 府南部豪雨は、2012年8月14日未明から早朝にかけて起きた局地的豪雨。川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、府内6市4町で3千戸以上が浸水した。宇治川支流の志津川が増水して家が流され、同市志津川の西山栄三さん=当時(69)、ハツミさん=同(83)=夫妻が亡くなった。

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