古河産業、今期売上高1割増の1000億円へ

伸銅品・アルミ厚板などけん引

 古河産業は、2017年度の単体売上高を前年度比で1割増となる約1千億円に高める。16年度から堅調だったエレクトロニクス関連の伸銅品や半導体製造装置向けのアルミ厚板などがけん引する。経常利益は10億円弱が目標で、高水準だった16年度並みを目指す。海外法人の売上高目標は別数で同1割増の約250億円となっている。

 16年度の売上高は約910億円で同4%減。銅価が下落したことなどで減収となった。一方で、経常利益はエレクトロニクス関連の伸銅品や半導体製造装置向けのアルミ厚板の販売増が支えて、同6割近く増え10億円弱。別数で海外法人の売上高は約230億円で同3割増となった。

 17年度は伸銅品とアルミ厚板の販売が引き続き高水準になるほか、医療関連のニッケル―チタン合金線材についても順調な拡販を見込んでいる。また海外法人では自動車関連のビジネスに加えて、中国や東南アジアの電線メーカー向けの樹脂材料などが伸びる。

 併せて現在準備を進めている新規事業についても期待。安永哲郎社長は「今年度の売上げに結び付くものがいくつか出てくれば」と話している。

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