自由研究、どう攻略する? 公共施設が強い味方に、多彩なプログラム活用も

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相談員から調べ学習の方法を教わる中村尚太朗君(右)=8日、八戸市立図書館

 お祭りやプール、キャンプなど、楽しいイベントが盛りだくさんの夏休みも終盤に突入した。小学生にとっては、夏休みの宿題が気になり始める時期。特に自由研究は、好きなことにじっくりと打ち込むことができる半面、テーマ選びから悩んでいる児童もいるだろう。既に着手している八戸市内の児童を取材すると、博物館や図書館などの公共施設を上手に活用している姿が浮かび上がった。

 「合掌土偶の背中をよく見てごらん。ひし形の模様があるよ」。4日、是川縄文館では、白銀小4年の蜂屋海晴(みはる)さん(10)が、ボランティアガイドの説明に目を輝かせていた。

 蜂屋さんが自由研究のテーマに選んだのは、「縄文土器の模様」。土偶好きの母・裕紀子さん(44)の影響もあって、幼い頃から縄文ファンだという。

 縄文館で展示品を調べたほか、7月には公開講座に参加して土器作りを体験。ボールペンなど身近な物を使ったオリジナルの模様も考えた。

 蜂屋さんは「模様の意味や土偶が何のために作られたのか、謎が多く想像するのが楽しい」と縄文時代の魅力を強調し、声を弾ませた。

 市図書館で8日、昆虫の資料を探していたのは、下長小5年の中村尚太朗(しょうたろう)君(11)だ。自宅の庭でジグモという地中に巣を作る種類のクモを見つけ、観察しているという。

 館内では、ちょうど「調べ学習相談会」が行われており、相談員の話を聞くことに。「疑問とその仮説を文章にして、自分の考えを入れるといい研究になるよ」などとアドバイスを受け、まとめ方の参考にしていた。

 同図書館によると、テーマ選びを含めたアドバイスは相談会以外の日も対応できるが、人気の資料はどんどん貸し出されるため、早めの相談がお勧めだ。

 このほかの公共施設でも、自由研究に役立ちそうなプログラムを幾つも用意している。

 市水産科学館マリエントでは、デンキウナギが出す電気を使った実験や、深海水圧実験などが可能。児童科学館では、プラネタリウムの無料開放(15日まで)や工作教室に参加することもでき、うまく活用すれば、宿題はばっちり間に合いそうだ。

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