心和む鯛車の明かり 新潟西蒲区の盆行事

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浴衣姿の子どもたちが鯛車の明かりに見入った「鯛の盆」=13日、新潟市西蒲区

 新潟市西蒲区の巻地区に伝わる郷土玩具「鯛車」の明かりを楽しむイベント「鯛の盆」が13日夜、同区の巻文化会館前で開かれた。鯛車約200台の柔らかな光が辺りを照らし、風情ある光景が広がった。

 鯛車は、鯛の形の灯籠に台車を付けた郷土玩具。1955(昭和30)年ごろまで、盆の墓参りの際に子どもたちがちょうちん代わりに引いて歩いたという。鯛の盆は、昔ながらの情景を再現しようと巻地区まちづくり協議会が毎年開いている。

 会場には、地元の小学生や住民有志が作った鯛車が並べられ、夕暮れとともに点灯。浴衣姿の子どもたちが元気に引いて歩き、大人は写真を撮るなどして、鯛車が照らす盆の夜を楽しんだ。

 巻南小4年の久保田弓月さん(9)は「一つ一つの鯛車に個性があって面白い。とてもきれいで心が和みます」と話した。

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