海や山の魅力満喫 徳島県内の観光地に歓声響く

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 徳島市の阿波踊り期間中、県内の観光地は大勢の県外客でにぎわっている。大鳴門橋の遊歩道・渦の道(鳴門市)や祖谷のかずら橋(三好市西祖谷山村)などには、夜の踊り本番を前に家族連れらが詰め掛け、徳島の魅力を味わっている。

 渦の道は、渦潮が発生しやすい午前の満潮と午後の干潮の時間帯を中心に混雑し、1日5千人以上が訪れている。家族連れやカップルが展望室のガラス床をのぞき込み、45メートル下の海面で現れては消える渦潮に歓声を上げている。京都府城陽市の小学5年黒田柊斗君(10)は「ガラスの上はちょっと怖かったけど、渦潮は迫力があった」と笑みを浮かべた。

 祖谷のかずら橋には連日約4千人が訪れ、揺れる橋のスリルを味わいながら慎重に足を運んでいる。海外からの観光客も多く、台湾の台北市から家族4人で来たサンディ・チェンさん(36)は「2歳の娘を抱っこしながら歩くのは怖かった」。

 美波町日和佐浦の日和佐うみがめ博物館カレッタでは、家族連れが水槽のウミガメを間近で見たり、餌やりをしたりして楽しんでいる。高知県東洋町の小学3年竹林桜介君(8)は「ウミガメを見るのは初めてで、大きくて驚いた。楽しい思い出になったので絵日記に書きたい」と話した。

 徳島市の阿波おどり会館1階にある土産物店「あるでよ徳島」の客足は普段の平日の約10倍。なると金時やスダチを使った菓子がよく売れている。

 堺市の会社員毛穴正輝さん(48)は「踊り見物は初めてなので楽しみにしている。本番を前に、家族や仕事仲間へのお土産を買いに立ち寄った」と述べた。

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