室工大生らがものづくり目利き塾で鋳造を体験

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 学生向け「ものづくり目利き塾」(北海道COC+コンソーシアム主催)が9、10の両日、室蘭市水元町の室蘭工業大学ものづくり基盤センターで開かれ、グループワークや鋳造の体験を通して文理の垣根を越えた人材育成を目指していた。

 昨年まで金融機関の職員向けだった内容を学生向けにアレンジして実施。今回は同大と小樽商科大学の学部生ら18人が参加した。室蘭工大の清水一道教授らが講師を務めた。

 9日はものづくりの歴史を学んだ後、材料強度の講義とグループワークを受講。鋳造の実習では、北海道の市町村のカントリーサインが描かれた文鎮作りにチャレンジ。学生らは砂型を作り、スズを流し込んで冷やして好きな町のカントリーサインの文鎮を完成させていた。

 斎藤里菜さん(小樽商科大学商学科3年)は「鋳造は想像していたより工程が複雑で手間が掛かっていることがよく分かりました」と製造業への理解を深めていた。

 10日はジンギスカン鍋の製造体験を行い、日本製鋼所室蘭製造所を見学した。9月19、20日には小樽商科大学で決算書や財務分析の基礎などを学ぶ。 (池田勇人)

【写真=砂型を作る学生】

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