17日限定で八戸駅停車 豪華寝台「四季島」 種差海岸など観光

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17日に八戸駅に停車する豪華寝台列車「トランスイート四季島」

 JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が17日、一日限定で青森県八戸市の八戸駅に立ち寄る。利用者は八戸線を走るレストラン列車「東北エモーション」に乗車するなどして八戸、久慈両駅を拠点に観光。東北エモーションがメインのため、地元への経済効果は限定的とみられるが、地元の観光関係者らは豪華列車の初入線による波及効果に期待を寄せる。

 JR東日本が、季節ならではの旬を楽しんでもらおうと、通常の運行コースに加えて一回限りで特別に設定した。

 列車は16日午前9時半に上野駅を出発。17日朝に八戸駅に到着し、列車を降りて種差海岸の天然芝生地で朝食をとる。蕪島を観光した後は、鮫駅から東北エモーションに乗車し、同日午後、久慈駅に到着。再び八戸駅に戻る予定だ。

 朝食は、観光などを手掛けるACプロモート(八戸市、町田直子代表)が提供。乗客は波の音や潮風を感じながら、市内のホテルのシェフが調理した地元のウニやアワビを堪能する。町田代表は「食事の後は辺りを散策したりして自然を楽しんでほしい」と話す。

 市水産科学館マリエント付近では、市職員らが大漁旗などを振って東北エモーションの通過を迎える。市観光課の担当者は「市全体で歓迎の気持ちを伝えたい。おもてなしに力を入れて、再び足を運んでくれれば」と強調する。

 同市のイタリア料理店「カーサ・デル・チーボ」は夕食で地元食材のみを使用したフルコースを担当。池見良平オーナーシェフは「他では味わえないような食事を提供したい。お金では買えない体験をしてもらい、思い出に残ってくれれば」と話している。

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