夏の長雨、各地で悲喜 下旬は一転残暑に

 8月に入って、神奈川県内をはじめ東日本の太平洋側を中心に雨が降り続いている。日照不足、低めの気温。さまざまな方面で影響が出始めた。

 横浜地方気象台によると、横浜では7〜16日の10日連続で雨を観測した。8月としては1977年の連続21日が最長だが、今後1週間程度は雨や曇りの天気が続くとみられる。

 1〜15日の日照時間は横浜で平年比52%減の49・2時間、平均気温は0・6度低い26・2度にとどまる。海老名や辻堂、小田原、三浦でも同様の傾向という。下旬は一転して残暑が厳しくなり、30度を超える暑い日が続く見込みという。◆ラミレス監督苦笑「9月エキサイティングに」 プロ野球の横浜DeNAベイスターズは15日の横浜スタジアム(同市中区)での中日戦が中止に。翌16日も小雨が降り続き、スタンドは空席が目についた。雨天中止が続けば、シーズン終了間際の日程が過密になる。ラミレス監督は「(このままだと)9月がエキサイティングなことになるね」と苦笑いを浮かべた。

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