日本民家園50周年でイベント多彩に 川崎市

 川崎市立日本民家園(同市多摩区枡形)開園50周年を記念した生田緑地サマーミュージアムが20日、博物館施設などがある同緑地を会場に開かれる。民家園入園料が50円(通常は一般500円、高校・大学生300円)になるほか、「50」にちなんだ多彩な企画が行われる。

 緑地を管理する生田緑地運営共同事業体、民家園、川崎市岡本太郎美術館、かわさき宙(そら)と緑の科学館が主催。民家園では、古民家でのごろ寝や蚊帳、井戸くみ体験、打ち水、水鉄砲などのイベント「納涼民家園」が開かれる。中学生以下と浴衣・甚平を着用した来園者は入園無料。

 科学館では特別展示「生田緑地 夏の昆虫50選」(入場無料)で昆虫50種類の標本を公開。岡本太郎美術館では先着50人限定で「TARO缶バッジ」を作るワークショップ(参加無料、観覧料必要)が行われる。岩手県などの伝統芸能も披露される。

 イベントは午前11時〜午後4時。問い合わせは、生田緑地東口ビジターセンター電話044(933)2300。

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