バルセロナ中心街でテロ事件発生、1~13名が死亡か

『AFP』など各メディアは、「バルセロナの中心街にあるランブラス通りでテロ事件が発生した」と報じた。

記事によれば、突如現れた白いワンボックスカーが数名の人々を跳ね飛ばした後、売店の壁に衝突したという。

そこから複数名の武装した人物が現れ、近くのトルコレストランに入っていったとのことだ。

バルセロナ警察は現場付近の人々に対して屋内待避を命じるとともに、回線のパンクを避けるため携帯電話の使用を自粛するよう要請。多くの地下鉄の駅も閉鎖されている。

周辺にはまだ武装した犯人がひそんでいる可能性があると考えられており、多くの観光客や住民がレストランや教会に避難しているという。

なお、『Cadena SER』によればワンボックスカーの中にはスペイン語で書かれたアラブ人の身分証明書が入っていたとのことだ。他にも車は2台あったという報告もあり、片方は現場から逃げたとも。

死者、負傷者の情報は依然として錯綜しており、少なければ1名、多ければ13名が死亡したという報告もある。

この事件に対して多くのクラブ、選手が声明を発表している。

バルセロナのライバルであるレアル・マドリーも、罪のない人々を襲った卑劣な攻撃に対する深い失望を表すと表明した。またクリスティアーノ・ロナウドも自身のツイッターで事件の被害者との連帯を明らかにしている。

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