12月に五島で大相撲巡業

 日本相撲協会の冬巡業で大相撲五島場所が12月4日に五島市三尾野町の市中央公園市民体育館である。同市での大相撲は2001年以来、16年ぶり。17日、市出身の時津風親方(元幕内時津海)らが市役所を訪れて開催をPRした。

 当日は白鵬関、日馬富士関、鶴竜関、稀勢の里関の4横綱をはじめとする力士や親方ら総勢約280人が来島予定。公開稽古や取組のほか、子どもとの交流、禁じ手を面白おかしく紹介する巡業名物の初切(しょっきり)なども繰り広げられる。

 市役所で野口市太郎市長らと歓談した時津風親方は「横綱以外にも若い力士もどんどん伸びている。満員になることを願い、地元のみんなに元気をもらったり与えたりできれば」と協力を求め、野口市長は「非常に楽しみ。必ず五島を元気にしてくれると思う。成功に向け市も力を入れて対応していく」と述べた。

 座席チケットの一般販売は9月17日から。問い合わせはチケットぴあ(電0570・02・6600)。

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