日照不足も「甘さは十分」秋の味覚

 厚木市内産のナシとブドウの出来栄えを競う品評会が18日、JAあつぎ農産物直売所「夢未市(ゆめみいち)本店」(厚木市温水)で行われた。入賞を含めた出品物は、19日に同所で開催する厚木市農業まつり味覚祭で販売される。

 出品されたのはナシは幸水を中心に4品種55点、ブドウは巨峰や藤稔など8品種25点。県農業技術センターの職員らが形や大きさ、糖度などをチェック。特にナシは1箱に8〜9個入った実を机の上に並べ、形のそろい具合を確認した。

 今年は8月の日照不足が続いているが「7月の猛暑のおかげか、甘さは十分。収穫が遅れ気味だが、例年並みの出来」という。

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