離島甲子園「優勝目指す」

 21~25日に沖縄県石垣市で開かれる第10回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)に出場する五島市選抜チーム「五島バラモン」の選手が18日、市役所を訪れ、健闘を誓った。

 離島甲子園は元プロ野球選手の村田兆治さんが提唱し、2008年から各地の離島で毎年実施。対外試合が少ない離島の子どもたちに交流を深めてもらうことが目的で、同市で開かれた15年は市立福江中が地元で初Vを飾った。今年は全国から24チームが出場する。

 同校教諭の田端幸一監督と選手全18人が野口市太郎市長、藤田清人教育長らと対談。野口市長は「友達の輪を広げて、一生の宝物にしてほしい」と述べ、市立岐宿中3年の松本大夢主将は「同じ離島の選手と野球できるのは光栄で楽しみ。絶対に優勝したい」と意気込んだ。

© 株式会社長崎新聞社