はこだて国際科学祭が開幕 パラ五輪銅辻選手らトーク 先端技術とスポーツ考える

辻選手(右)らがスポーツと先端科学の関係について語り合ったトークショー(石川崇子撮影)

 研究者らの講演や実験ショーを通じ科学の魅力を伝える「はこだて国際科学祭2017」が19日、函館市内で開幕した。初日は、リオデジャネイロ・パラリンピック陸上女子400メートル銅メダリストで函館市出身の辻沙絵選手(22)らのトークイベントが五稜郭タワーであり、先端技術が今後、スポーツや健康づくりにもたらす可能性について考えた。

 函館市や公立はこだて未来大などでつくるサイエンス・サポート函館の主催。2009年に始まり9年目。今回は「健康」をテーマに、五稜郭タワーを主会場に函館などの各施設で39のイベントを展開していく。

 初日はオープニングイベントとしてトークショーを開催。公立はこだて未来大の美馬のゆり教授の司会で、日本パラ陸上競技連盟の夏季強化合宿に参加するため函館入りした辻選手と、東京大先端科学技術研究センターの稲見昌彦教授が対談形式で講演した。

 腕をしっかり振れるよう、昨年から競技用義手を使用しているという辻選手は「どれくらいのスピードで走っているか、すぐ分かるゴーグルもほしい」と先端技術の実用化に期待した。

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