三和中校歌を合唱 津・一志中の前身、卒業生140人 三重県

 【津】三重県にある津市立一志中学校の前身で、昭和46年に閉校した旧一志郡一志町立三和中学校の卒業生が20日、同市一志町の川合公民館で「三和中学校校歌を歌おう会」を開催。60―80歳代の卒業生約140人が一堂に会し、共に歌って旧交を温めた。

 三和中は昭和23年に旧一志郡の三カ村組合で創立。同46年に波瀬中と統合して一志中になるまで23年間で計3823人が卒業した。

 校歌の楽譜や音源が残っていなかったため、今年3月に昭和44年度卒業の齋藤正和さん(62)が、在学当時伴奏をしていた鈴木践子さん(63)ら同級生の協力を得て校歌のCDを制作。後になって同37年度卒業の花田篤子さん(69)が保管していた当時の楽譜を基に個人で音源を制作していたことが分かり、「多くの方に伴奏曲を広めるためにみんなで歌おう」と会を企画した。

 この日は町内をはじめ千葉、大阪、名古屋など遠方に住む同窓生や恩師も訪れ、声を合わせた。

 発起人代表の前田市子さん(80)は「三和中に思いを寄せる一人一人の心をつなぎ、会を開くことができた」と喜び、花田さんは「目に見えない力が集まり今日の会が実現した」と涙で声を詰まらせた。

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【三和中学校の校歌を歌う卒業生ら=津市一志町の川合公民館で】

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