夏の思い出に水遊び 横須賀で子どもら歓声

 子どもたちに夏休みの思い出をつくってもらおうと、横須賀美術館(横須賀市鴨居)で20日、水遊びを楽しむイベント「海の広場で水あそび」が開かれた。東京湾を望む芝生広場に水風船が入ったプールやペットボトルで作った水鉄砲などが設置され、市内外から大勢の家族連れが参加した。

 市民に親しまれる美術館を目指そうと、同美術館のボランティアグループ「すかび隊」が企画した。

 洗濯のりの混じった水がまかれた長さ約10メートルのシートの上を滑る「ぬるぬるスライダー」では、スリルいっぱいの遊びに子どもたちは笑顔。走って飛び込んだり、両脇から大人たちに手を引っ張ってもらったりして、歓声を上げていた。

 千葉県在住で横須賀市内にある父親の実家に帰省中という小学1年生の永野文太君(6)と弟の元太ちゃん(3)は、「(スライダーは)ぬるぬるしていて速かった。怖くなかったよ」と満面の笑みを浮かべていた。

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