島原のヒツジが除草に一役

 島原市内で飼育されているヒツジとヤギに雑草を食べさせて除草する社会実験が18日、福岡市中央区の舞鶴公園で始まった。市中心部で動物に触れ合える場にもなっており、多くの子どもたちが訪れている。24日まで。

 建設コンサルタンツ協会九州支部(福岡市)と、NPO法人島原半島ヤギ・羊ECOプロジェクト協議会(井手哲代表)が協力して事業化を目指している。社会実験は同支部が毎年この時季に行い、3回目。計9匹が島原市から"参加"している。

 ヒツジたちは残暑をものともしない食べっぷり。子どもたちは除草区域内でヒツジにリードを付け、お散歩気分を味わうなどして楽しんでいた。

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