マラソンTシャツで国際貢献 アフリカに寄贈へ もらっても「着ない」ラン仲間の声で発案

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マラソン大会参加賞のTシャツをケニアに寄付する活動を始めた岩田豪さん(左)と協力者の宮田久也さん=姫路市内

 ランニングブームが続く中、マラソン大会の参加賞のTシャツをアフリカの貧困層の子どもたちに贈ろうと、箱根駅伝に出場経験のあるランニング指導者、岩田豪(ごう)さん(37)=兵庫県高砂市=が呼び掛けている。ランナー仲間から「(副賞の)Tシャツを着ない」との声を耳にし、思いついたプロジェクト。「大会参加を通じて支援の輪を広げたい」という。(宮本万里子)

 西脇工業高校を経て東洋大に進んだ岩田さんは、箱根駅伝でアンカー10区を走り、5人抜きの区間最多記録を更新。実業団選手として活躍した後は一線を退き、指導者に。神戸や姫路などでランニング教室を開いたり、大会を催したりしている。

 きっかけは、教え子から「参加した大会でもらったけど、着ていないTシャツがたくさんある」と聞いたことだった。中には速乾など機能性の高い製品もあり、世界の貧困地域への寄付を発案。優秀な選手を輩出しているケニアに贈ることにした。

 プロジェクト名は「キミのためにできること。」(神戸新聞社後援)。ケニアを支援するNPO法人「チャイルドドクター・ジャパン」(大阪府八尾市)理事の宮田久也さん(41)=姫路市=の協力を得て、スラムや孤児院で暮らす子どもらに贈る手はずを整えてもらった。

 宮田さんによると、ケニアでは日雇い労働で生活をしのいでいる人も多く「陸上競技で活躍することが貧困から抜け出す道にもなっている」という。「活動を通じて貧困の現状に関心が高まれば」と宮田さん。

 岩田さんは「Tシャツを受け取った子どもたちにとって、夢に向かうきっかけになってくれればうれしい」と話し、ケニアの子どもたちを応援するランナーを募っている。

 対象は、大会の参加賞で受け取った未使用または未使用に近いTシャツで、1枚当たり500円(送料や関税)を寄付してもらう。専用ホームページから申し込むと、宛先を記した配送伝票と振込用紙が届く。9月末締め切り。

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