地方創生へ大商談会 全国の信用金庫が連携

 全国の信用金庫が連携、地域創生につなげる大商談会「よい仕事おこしフェア」が22日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で始まった。城南信用金庫(本店・東京都品川区、渡辺泰志理事長)の主催で6回目。

 全都道府県の129信金が協賛し、取引先など約450社・団体が出展している。それぞれ一押しの技術や製品をブースでPRしている他、バイヤー企業との商談も行われている(事前予約制)。東日本大震災や昨年4月の熊本地震の被災地を支援しようと、特産品や観光をPRするコーナーもある。

 22日の開会式には、吉野正芳復興相や達増拓也岩手県知事、村井嘉浩宮城県知事らも出席。渡辺理事長は「フェアが真の地方創生の一助になれば」とあいさつした。同フェアをきっかけに、岩手、宮城、福島、熊本の被災4県で収穫された米で造られたオリジナル日本酒「興こし酒 絆結(きゆ)」で鏡開きを行った。

 23日は午前10時〜午後4時。入場無料。

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