東洋アルミエコープロダクツ、加熱調理用ホイルで新製品

 東洋アルミエコープロダクツ(本社・大阪市、社長・山口正起氏)は、食品メーカー・カゴメと共同で企画したトマトの加熱調理用ホイル「焼きトマト黒ホイル」=写真=を8月31日に全国発売する。「焼きトマト黒ホイル」のサイズは幅25センチ×長さ2メートル、厚さ15マイクロメートル。店頭想定売価は198円前後(税抜き)。

トマトの加熱調理用ホイル「焼きトマト黒ホイル」

 「焼きトマト黒ホイル」の特長は、外側に同社開発の特殊な黒色加工を施し熱吸収を高めたことにある。これにより通常のアルミホイルに比べて、調理時間を短くすることが可能となる。厚みは通常品と比べて1・3倍以上で、内面には食材が焦げつきにくくなるシリコン加工を施し、調理時の汁気やチーズの焦げつきなどを気にせず調理できる仕様となっている。

 パッケージにはトマト調理メニューを記載し、パッケージのQRコードからは東洋アルミのホームページ内の「トマト料理専用レシピページ」を見ることができるようにした。

 東洋アルミエコープロダクツでは、アルミホイルの活用を通じてトマトの健康価値をもっと広めることが出来ると考え、トマト加工食品メーカーのカゴメと共同で加熱調理用ホイルを企画した。

 新商品の発売日(8月31日)は、「野菜の日」。「アルミホイルの耐熱性や耐水耐油性などの特長を生かして野菜をおいしく食べる提案を行い、日本人の野菜不足問題に貢献できるよう今後も取り組む」(同社)。

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