【J1採点&寸評】大宮×広島|推進力見せたマテウスを高評価もMOMは好守連発の広島守護神

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[J1リーグ24節]大宮 1-1 広島/8月26日/NACK

【チーム採点・寸評】
大宮 6
チームとしてのアグレッシブさを意識して試合に入り、実際に多くの時間帯で狙い通りのプレーを体現した。一方で警戒していた時間帯に失点を喫したことは反省材料。良いところと悪いところがどちらも見え、ドローは妥当な結果か。

【大宮1-1広島 PHOTO】引き分けで両チームとも降格圏脱出ならず
 
【大宮|採点・寸評】
GK
1 加藤順大 6
不安定なキックが散見されたものの、ピンチの場面では好セーブを披露した。結果的に正面に来たシュートも、状況判断と予測があってこそ。
 
DF
19 奥井 諒 6
無数のクロスを浴びせて広島守備陣に脅威を与えた。しかし最終的に結果に結び付くプレーを出すことはできなかった。
 
2 菊地光将 6
気迫の同点ゴールは見事。終盤の我慢する時間帯も耐えていただけに、勝利につなげられなかったことは残念。
 
3 河本裕之 5.5
パトリックを水際で防いでいたが、負傷により無念の途中交代。中断期間で万全の状態に戻したい。
 
22 和田拓也 6
浮いたポジションを取って相手ブロックの隙間に侵入したが、効果的なパスがなかなか供給されなかった。
 
MF
16 マテウス 6.5
序盤からサイドを蹂躙し、何度も決定的なシーンを生み出した。決め切れなかったことは課題だが、ポジティブな印象を残した。
 
15 大山啓輔 6
インテリオールとしての出場。守備時にはアグレッシブさを示し、攻撃では経由地点として機能。セットプレーからアシストも記録。
 
37 カウエ 5.5
1対1の局面での強さはさすが。推進力も見せたが、左右の揺さぶりで簡単に突破されるシーンも。
 
40 茨田陽生 6
序盤に決定機を2回迎えるなど、アグレッシブなチームにあって特長を発揮。しかし、決め切れなかった。
FW
7 江坂 任 5.5
ボールに有効に絡むシーンが少なく、下がって受けるシーンがほとんど。ただ、危険なロストもなかった。
 
33 マルセロ・トスカーノ 6
攻撃を中心となって牽引し、守備でも献身的にプレー。シュートを打てなかったことは改善したいところ。
 
交代出場
4 山越康平 6
急遽の途中出場ながら、与えられた役割を堅実にこなした。欲を言えばセットプレーの攻撃で脅威となりたかった。
 
47 岩上祐三 ―
終盤に投入され、両サイドからのロングスローに望みをかけたが、決定的なチャンスにはつながらず。
 
10 大前元紀 ―
短い時間の中ではゴール前での存在感を発揮するには至らず、見せ場はほとんど作れなかった。
 
監督
伊藤 彰 6
チームは本来の攻撃性を取り戻し、原点回帰。良い時期の内容に戻ってきただけに、何としても結果が欲しかったが……。

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【チーム採点・寸評】
広島 5.5
パトリックをうまく使って攻め込む時間もあったが、全体的に物足りなさが残る。ビルドアップのスムーズさは見られず、アタッカーに良い形でボールが入らなかった。一方、それでもアウェーで勝点1を手に入れたことは評価したい。

 
【広島|採点・寸評】
GK
34 中林洋次 6.5 MAN OF THE MATCH
失点シーンの自責は免れないが、好セーブを連発してチームを救った。最終的にはプラス面が大きく上回った印象。
 
DF
40 丹羽大輝 6
左足のクロスで見事なアシスト。その後も攻撃にうまく絡んだが、パスの出し手と息が合わない場面も。
 
5 千葉和彦 6
最終ラインのビルドアップを一手に担った。守備面でも中央から割られるシーンはほとんどなかった。
 
4 水本裕貴 6
千葉とともに中央を固めた。攻撃時にはやや危ういシーンもあったが、破綻することなく90分を終えた。
 
3 高橋壮也 5
ビルドアップ時に狙われることが多く、マテウスとのマッチアップも劣勢。それでもハードワークでドローに持ち込む。
 
MF
6 青山敏弘 6
ぎこちなさの残る攻撃を中心となってリードした。鋭いロングキックで局面を打開することもあった。
 
2 野上結貴 5.5
前を向いてのフィードは高い精度を誇ったが、ターンに時間がかかってしまい、脅威とはなれなかった。
 
44 アンデルソン・ロペス 5.5
前を向いて仕掛ければ怖さを出していたが、周囲を使えずにロストするシーンもあり、功罪両面が見られた。
 
30 柴崎晃誠 5
ボールを受けるところまではいいが、その後のプレー精度、判断に難。本来の力を出し切れなかった。
 
18 柏 好文 6
右、左、中央と頻繁にポジションを変えながら、どこにいても相手にとってイヤなプレーを繰り返した。
FW
39 パトリック 6
独力でボールを運べる力はやはり大きい。サポートがもう少し早ければ決定機も増えていたはず。
 
交代出場
10 フェリペ・シウバ ―
最後の数分となっての投入は難しかったが、カウンター時にはもっと自分で運ぶ力を見せたかった。
 
15 稲垣 祥 ―
中盤にパワーをもたらすべく投入され、青山を前に押し出す。終盤のポゼッションには一役買っていた。
 
監督
ヤン・ヨンソン 5.5
勝ちにいきたい流れの中で、攻撃のカードをうまく切れたとは言いがたい。ただ、破綻させることなくドローに持ち込んだことは○。
 
取材・文:片村光博(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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