離島の希少動物、猫が捕食

学者ら「ペット野生化」対策要望

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野生化した猫(上)に捕食された絶滅危惧種のアマミノクロウサギ=2008年6月、鹿児島県の奄美大島(環境省奄美野生生物保護センター提供)

 国内の離島で生息する希少な動物が、ペットから野生化した猫に捕食されるなどの被害を受けているとして、動物学者らによる「外来ネコ問題研究会」が5日、環境省に早期の保全対策を要望した。国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアマミノクロウサギなどが被害を受けているという。

 研究会や環境省によると、鹿児島県の奄美大島と徳之島のみに生息するアマミノクロウサギは近年、猫に捕食されるなどして生息域が分断されている。ツシマヤマネコがいる長崎・対馬や、ミクラミヤマクワガタがいる東京・御蔵島など、約10の離島でも希少動物が被害に遭っているという。

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