「佐世保JAZZ」が開幕

 佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで6日始まった「ジャズ・レコード展」を皮切りに、ジャズの町・佐世保の秋を彩る「佐世保JAZZ」(実行委主催)が開幕した。期間中は市内各地で関連イベントが開かれ、10月8日のメインライブでフィナーレを飾る。

 有志で1991年に始めたジャズイベントが名称などを変えながら続いており、今年で27回目。

 展示会はジャズの歴史に名を残す米サックス奏者、ジョン・コルトレーンの没後50年に合わせレコード約50点を並べた。西海市の音浴博物館から借り受けたレコードプレーヤーも置かれ、会場内に軽快な音色が響いていた。9月10日まで。

 9、10日の午後2時からはエントランスでミュージアムライブを企画。16~18日は島瀬公園で約40組が出演する音楽イベントがある。

 10月8日のメインライブは午後2時45分から三浦町のアルカスSASEBOで開く。歌手マリーンのユニット「THREESOME(スリーサム)」や、佐世保市出身のドラマー、パーカッション奏者、小川慶太ら日本人若手5人のジャズバンド「J-Squad(ジェイ・スクワッド)」など計5組が出演する。前売りは一般4千円、ペア一般7千円、大学生以下1500円(当日はいずれも500円増し)。

 問い合わせは実行委事務局(電0956・25・1170)。

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