浦和、13日ACL準々決勝・川崎戦 あの歓喜もう一度、森脇「チャンスで狙う」

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 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント準々決勝第2戦は13日、埼玉スタジアムで行われ、浦和は同じJリーグ勢の川崎と対戦する(19時30分)。

 チームは試合前々日の11日、埼玉県さいたま市内で非公開で調整。8月23日の敵地での第1戦は1―3と完敗。逆転で9年ぶりの4強入りを目指す中、1回戦の済州(韓国)戦で劇的な決勝点を奪った森脇が決意を語った。

◇  「再現したいですね」  練習から引き揚げてきた森脇は、ニヤリと笑った。「再現」とは5月31日、埼スタで行われた済州戦の第2戦のこと。敵地での第1戦を0―2で終え、圧倒的な不利な状況ながらも前半で追い付き、延長後半9分に左サイドの高木のクロスから起死回生、涙の決勝ゴールを蹴り込んだ。

 今回の川崎がさらに手ごわいことは重々承知している。「攻撃と守備、全てがパーフェクトでないと、次に勝ち上がるのは難しい。川崎相手に、よりミスは許されない」と表情を引き締める。

 それでも、この最大の苦境から逃げるつもりはさらさらない。「投げ出すことは簡単。でも打ち破りたい。打開できれば、レッズとしても個人としても成長していける」  そして「自分がゴールを決めて、次のラウンドに行ければ幸せなこと。チャンスがあれば狙っていく」と続けた。

 状況が状況なだけに、守備が本職の人間でも、無理をしてでも攻めなければいけない時間帯もある。そんな時に、背番号46の攻撃参加がチームの大きな武器になることは間違いない。

 5月は自身としてもつらい時期を過ごした。その中で決めた決勝弾で忘れられない夜となった。逆境でこそ燃える男。あの歓喜よ、もう一度。

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