【きらり女性・信越地区の鉄鋼関連企業】〈栗山庄之助商店・営業サポートチーム〉営業先や商品アイテム習熟

時には直接価格提示も

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 信越地区の鉄鋼関連企業で活躍する女性たちにスポットを当て、様々な部署の働き甲斐やこだわりを紹介するシリーズ。第1回は栗山庄之助商店三条本店の営業サポートチームの5人。〝内勤の営業マン〟と言われる理由は…。

 営業サポートチームが発足したのは10数年前。特徴的なのは営業が外出時に引き合いがあった場合、営業サポートチームのメンバーが直接価格提示ができるほど営業先、商品アイテムに習熟していること。

営業サポートチーム

 社内で扱いがない商品については他社へ問い合わせ、時に営業担当者と連携して即座に回答する。「お客様が急ぎで回答を求めている時に、営業まで話を持って行っては間に合わない」。栗山正男社長が「内勤の営業マン」と評する理由がそこにある。

 「チーム内で円滑に物事を進めるためには、誰がいつ休んでも対応できるように他者の仕事も覚えなさい」と先輩から教わったと口を揃える。

 電話は早く取る、来訪者にはできるだけ起立して挨拶するなどチームで自主的に培った、あるいは営業が訪問先で得たアドバイスを積極的に取り入れている。

 メンバーそれぞれのこだわりを聞いた。まとめ役の熊倉美和子氏は「お客様の要望にできるだけこたえられる、あるいは近づける提案を心掛ける。仕入れ先とコミュニケーションを取ることで、協力していただくことができる」

 出荷業務と土木をサポートする近藤唯氏。「(ビジネスの)鉄板だが報・連・相。土木の現場の方は切羽詰まっていることが多い。その間に入る役割なので少しでも変化あれば営業に連絡する。カタログを見てメーカーに直接問い合わせることも」

 渡辺奈々氏。「急ぎとお客様から言われなくても迅速を心掛ける。まだ商品の全てが分からないなりにも営業、商社に質問し、次回の対応が速くできるよう努力する。ノートに記入したり、お客様別に異なる決まり事は付箋に書き止め注意する」。

 仕入れ業務担当の坂井陽子氏は「間違いはつきものだが、できるだけお客様に迷惑がかからない方法を考える。締め後の処理や商品の取扱いをお客様目線で行うよう心掛ける」。

 新入社員の馬場香里氏は「お客様には不快な思いをして欲しくないので言葉づかいに気を付ける。きちんとした信頼関係を築きたい。学生時代に取得した秘書検定が役に立つ」。

 上司から一言

 ▽近藤修常務兼営業本部長、三条本店長「商社や鉄骨ファブリケーターへ訪問し、事務員さん同士で直接話す機会を設けていただいたことが糧になった。商工会議所の新入社員向けセミナーも役立っている。新人も間に合わなければ残ってやり抜く所は一生懸命。チームワークが良い」。