大島渚監督が「戦争の詩」つづる

40年以上前、息子のために

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2000年3月、芸術選奨文部大臣賞を受賞し、喜びを語る大島渚監督=東京都内のホテル

 「戦場のメリークリスマス」などの作品で知られ、2013年に80歳で亡くなった映画監督の大島渚さんが、自らの戦争体験に関する詩を40年以上前に書いていたことが13日、分かった。息子のために終戦の日の出来事を記し、戦争の不条理について語り掛ける内容だ。妻で俳優の小山明子さん(82)は「戦争とは何かを、若い世代に考えてほしいという思いが伝わる」と話す。

 戦時中に関し「何度、上級生に蹴られたか。上級生にさからうのは、天皇陛下にさからうことだぞ!」とも。「今、パパ、四十一才、憎みつづけている、戦争を」とし、「君に戦争はあるか。君よ、今を大切にせよ」と結んでいる。

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