田辺でシンポ シニア災害ボランティア

 シニア災害ボランティアシンポジウムが5日、和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーで開かれた。活動している人らによるパネルディスカッションがあり、人生経験が豊富なシニア世代の参加を呼び掛けた。自分の命は自分で守る「自助」の重要性もあらためて強調された。

 県などが主催、県社会福祉協議会が共催し、約200人が聞き入った。

 パネルディスカッションは「地域のボランティア力を高めよう」のテーマであり、早稲田眞廣さん(紀州梅の郷救助隊隊員、日本防災士会理事)、奥田修子さん(新宮市社福協職員)、中西哲也さん(御坊市の「よみきかせオヤジの会」代表)が論議を交わした。NPOレスキューストックヤード(名古屋市)の栗田暢之代表理事が進行役を務めた。

 3人が今の活動内容と課題について話し、早稲田さんは「災害に備えて備蓄している人が少ない。また、県内に防災士が1500人以上いるが、防災士会に入っている人が約80人と少なく、資格取得後のスキルアップができていない」と指摘した。

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【「地域のボランティア力を高めよう」のテーマで話し合ったパネルディスカッション(5日、和歌山県田辺市新庄町で)】

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