狩猟のリスク再確認 兵庫・篠山の猟友会が講習会

©株式会社神戸新聞社

狩猟活動中の事故を受けて開催された安全講習会=四季の森生涯学習センター

 兵庫県の篠山市猟友会が狩猟活動中に事故を起こしたことを受け、会員に安全な狩猟をしてもらうための講習会が12日夜、同市網掛の四季の森生涯学習センターであった。鳥獣被害対策実施隊員に任命されている約50人が出席し、事故の未然防止対策の重要性を学んだ。

 事故は7月に起こり、会員の発射した弾が別の会員に当たり軽傷を負った。同隊員は非常勤特別職の公務員でもあるため、安全確保などが徹底されるまで当面の間は銃器による駆除活動を中止している。

 会合では、篠山署員が過去の事故例について「周囲の確認をしないまま発射してしまった」「獲物を見つけて興奮し、気を取られてしまった」など当事者の証言を紹介した。

 県猟友会の中澤明吉副会長は「人間はミスをする生き物である」という前提に立って、日常的・継続的にリスク低減に取り組む重要性を説明。はやる気持ちを抑えて余裕を持ち、常に「人がいるかもしれない」と想定することや、仲間との位置関係を十分に把握する必要性などを挙げた。

 その上で「狩猟に出る直前に、再度全員で注意点を確認することが大切で、面倒だと思っては絶対にいけない」と強調した。(安福直剛)

あなたにおすすめ