弘前おもちゃ病院 修理3千件達成

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3千件目となった清野さん(右)と小山内院長

 壊れたおもちゃを修理するボランティア団体「弘前おもちゃ病院」は9日、修理件数3千件を達成した。青森県内初のおもちゃ病院として2008年の開院以来、多くの"患者"を手当てし、子どもたちに笑顔をもたらしてきた。

 同病院には、修理担当の「おもちゃドクター」と受付担当の「ナース」として、弘前市や田舎館村の中学生~70代約25人が在籍。市内2カ所で行う月2回の定期開院ではドクターたちが持ち込まれたおもちゃの状態を診断し、分解したり部品を交換したりして修理する。依頼を受けて県外出張することもあるという。

 3千件目となったのは、ヒロロ3階の定期開院で弘前市の会社員清野洋二さん(40)から持ち込まれた、足が取れたロボットと音が鳴らなくなった鉄道のおもちゃ。ドクターたちの腕により、おもちゃは二つとも"完治"。清野さんは「直るのを息子が楽しみに待っている。帰ったら一緒に遊びたい」と笑顔でおもちゃと賞状を受け取った。

 小山内忍院長(44)は「みんなで一つ一つ丁寧に修理に取り組んできたから達成できた。子どもが笑顔になってくれたり、お礼のはがきが送られてきたりするのがうれしい」と活動を振り返った。

 同病院の定期開院は第2土曜日にヒロロ、第4日曜日に市社会福祉センターでともに午後1時半~同3時半。修理は原則無料だが部品交換が必要の場合、代金50~300円。受付日に直せない場合は「入院費」100円が必要となる。同病院への問い合わせは(電話070-5326-1662)まで。

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