オープンソースの飛行計画アプリ「ミッションプランナー」の最新バージョン発表

ドローンの設計や製造を手掛ける Event 38 Unmanned Systems社の創業者Jeff Taylor(ジェフ・テイラー)氏が、オープンソースの飛行計画アプリのミッションプランナーが、最新バージョンになったと自身のブログで発表した。

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フライトチェックリストやドローンの監視機能が強化される

 Event 38社の開発したE38 Mission Planner v1.3.44.3は、新たにプリフライトチェックリストという機能を追加した。画面サンプルからもわかるように、離陸前に適切なミッションやウェイポイントにバッテリーやカメラなどの状態をチェックできる。例えば、ウェイポイントの横にあるチェックボックスをオンにすると、ミッションプランナーはドローンからウェイポイントをダウンロードして、フライトデータの画面と照会する。また、複数のカメラを搭載したドローンでは、個々のフライトで使用するカメラを選択し、起動するための正しいパラメータをアップロードする。目視や人手では見落としがちなフライト前のチェックを事前に確認できるプリフライトチェックリストは、今後の自動飛行ドローンの主要な機能になっていくかもしれない。

フライトの前に詳細なチェックができるPreflight Checklist

 また、新しいインフライトモニタリング(飛行監視)機能では、初期設定で低高度と速度超過に方向やGPS衛星に過電流、そしてサーボ電圧をチェックする。もちろん、新しい監視ポイントを追加したり、パラメータのアクセスも自由に設定できる。

飛行中のドローンの状況をモニタリングできるInflight Monitoring

 そして、境界線の飛行では「Survey / Grid」画面にPerimeter Run(境界線の飛行)というチェックボックスが追加されて、ミッションエリアの周りをラップして写真を撮ることが可能になった。

ミッションエリアの周りをラップして写真を撮るPerimeter Run

 さらに、平均チューニング機能では、内部テスト用に飛行中の特定のパラメータをグラフにして、最少、最大、平均の読み取りを追加できる。ドローンの飛行中のデータを詳細に取り出して分析できる点が、オープンソースの特長であり、ドローンの進化や改善につながる重要な機能となっている。

ドローンの飛行データを分析できるTuning Averages

 最新のE38 Mission Planner v1.3.44.3は、以下のサイトからダウンロードできる。

http://event38.com/downloads/

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