【J2熊本】DF梁相準 日本語上達、プレーに自信

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日本語にも少しずつ慣れ、練習中には笑顔が見られるようになった

 長いシーズンも残りは10試合となった。秋風が吹く終盤戦だが、DF梁相準[ヤンサンジュン](20)は、夢のJデビューを目指し黙々と練習に励んでいる。

 梁は今季、韓国外国語大からロアッソ入り。毎日の激しい練習に参加しているが、当初は言葉が分からず、ピッチで孤立することが多かった。しかし最近は、笑顔を見せるようになった。仲間と息が合うようになり、自分の判断で思い切ったプレーができるまでになったからだろう。

 「コミュニケーションが取れず最初は苦労した。まだまだ勉強しないといけない」。取材中、片言の日本語が出るようになった。言葉が上達すると自信も生まれた。「(プレーが)良くなるために、毎日考えて、前向きに取り組めている」

 行きつけの韓国食堂が心のよりどころだ。「店のお母さんも韓国の人。息子のようにかわいがってくれる。アットホームな雰囲気が好きで落ち着く」と話す。チームメートのFW林祥太やDF林珍佑[イムジンウ]らと足しげく通う。

 「チームは下位にいる。勝利のために、何がプラスになるかを考えて今は頑張りたい」。右も左も分からない異国の地で、梁は一歩ずつ歩を進めている。(野島弘宣)

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