ミカンの収穫始まる 田辺・西牟婁、本番は今月下旬

 和歌山県の田辺・西牟婁で温州ミカンの収穫が始まった。極早生品種で、地元の農作物直売所に並んでいる。平年より遅く、本格化するのは今月下旬から。糖度が高く、酸は徐々に抜けるとみられ、味の良いミカンが期待できるという。

 始まったのは「日南の姫(ひなのひめ)」で、数軒の農家が地元の農産物直売所に持ち込んでいる。JA紀南が農家からの出荷を受け付けるのは、平年より3日ほど遅い16日からで、全国の小売店では19日以降に販売が始まる。

 田辺市新庄町の田中文夫さん(56)は日本一早い出荷を目指しており、今年も8月下旬から収穫を続ける。糖度と酸度の基準をクリアした園地で、毎日、色づきを見ながら少しずつ収穫し、農作物直売所に持ち込んでいる。JAの出荷向けには14日から収穫を始めた。田中さんは「今季は糖度が高い。酸度はこれからも下がってくるだろうし、おいしいミカンになると思う」と話している。

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【黄色くなった極早生の温州ミカンを収穫する農家(14日、和歌山県田辺市新庄町で)】

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