なぜか恋愛で失敗を繰り返す人の特徴3つ

なぜか好みのタイプではない相手にばかり“ムダにモテる人”になってはいませんか?

「モテる」の意味をカン違いしていない?

なぜか、いつも恋愛で失敗を繰り返してしまう人には共通の特徴があります。

それは、「モテる」の意味をカン違いしている、ということ。たとえば、こんなことに心当たりがある人は要注意。同じ過ちを繰り返す危険な香りが漂っています!

■恋愛で失敗を繰り返す人の3つの特徴

・彼氏がほしいのに、男友達が増えるばかり

・長く付き合った彼氏はいても、結婚の話が出ない

・既婚者や彼女持ちからばかりアプローチされがち

これらの原因はすべて「モテる」のカン違いによるものだったんです! 早稲田大学の森川友義教授に詳しいお話をお聞きしました。

好みでない相手に「ムダにモテる」原因とは?

「モテるということをカン違いしてしまう原因は、“市場”をしっかり分類できていないという点にあるでしょう」とは森川教授。

教授いわく、「恋愛市場」「結婚市場」「浮気市場」という3つの区分けを意識して行動することが大切だとか。

たとえば飲み会に参加する場合、ただなんとなく席に座っていてはNG。「彼氏が欲しいなら恋愛市場、結婚相手を見つけたいなら結婚市場、恋人や夫は不要で単に浮気相手を求めているなら浮気市場という、それぞれの目的別で立場をハッキリさせたほうが効率よく、いわゆる“合コンの勝者”になれる可能性が高いでしょう」とのこと。

たしかに、彼氏が欲しくて飲み会に行ったのに、彼女持ちの男性からアプローチされても困るというもの。ムダにモテてもうれしくない、というわけです。それでは、狙いを定めた市場でモテるには、どうしたらいいのでしょう?

自分の「売り」をガッチリ把握しよう!

「まずは、自分がどの市場で売りに出たいのかを決めましょう。次に、狙った市場で求められている女性の特性を知ること。そして、その資質を身につけて武装します。この3ステップで臨めば完璧ではないでしょうか」と森川教授は説明します。

具体的には、こういうことです。見た目がおっとりしていて(=地味めなファッション)、発言も保守的な(=話があんまり面白くない)女性の場合、結婚市場ではイイ線いっても、恋愛市場ではパっとしないケースが多いと思われます。

したがって、このタイプの女性が恋愛市場でモテたいとするならば、「ビジュアル面の向上」と「センスのいいトーク力を磨く」という2点をガッチリと強化していけばOK、ということになるでしょう。

どこの層で勝負をするかも大事!

ここで、教授直伝のそれぞれの市場の特性を簡単にまとめてみましょう。これまで「自分を売ってきた市場が間違っていなかったか」「なぜ、希望していない市場にモテてしまうのか」などを確認&検証するのにも有効です!

■恋愛市場の特性

・比較的、見た目のよさも重要

・男性は「関係の終わりのはじまり」であるのに対し、女性は「関係のはじまり」ととらえる傾向がある。したがって、女性は関係を長引かせる努力が不可欠

・残りの2つの市場に比べて手続き面もコスト面も“お手軽”なため、簡単に関係を解消されるリスクは高い

■結婚市場の特性

・男性が結婚に求める究極の3つは「子ども」「セックス」「料理」。なので、そこを上手にアピールできれば効果的

・男性には意外と結婚によるメリットが少ない点を考慮に入れておくべき

・ただし、一度婚姻関係になると別れるのは難しい

■浮気市場の特性

・最大の目的はセックス

・「一度きりの関係」と思ってスタートしても、予想以上のリターンがあったと感じた場合、何度か続くこともある

・極端な話、性格や相性、学歴や容姿などは不問である場合が多い

まずは、見た目の「若づくり」から!

これまでの説明で、なぜ私たちが実りのない恋愛を重ねてきたのか、その仕組みがわかりました。それでは、森川教授に質問です! 恋愛で失敗を繰り返さないためにも、具体的にまず何から手をつければいいと思われますか?

「たとえば見た目が若く見える工夫をしてはいかがでしょう? 男性は若い女性を見ると、必ずときめくようにプログラムされています。ですから、同じ条件の女性がふたりいたら、どうしても視覚的に若く見えるほうにドキドキしてしまうものなんですね」とのこと。

なぜ、男性は「若い女子」が好きなの?

ほほう。私たちは、男性が若い女子に走る理由を「若いほうが多産の可能性を秘めているから?」などと考えてしまいがちですが、どうやら理屈だけでもないみたい。生物学上で、男性という生き物の初期設定が“若い女子好き”となっているならば、どうしようもない話。だったら少しでも若く見えるように女性のほうから手をうったほうが得、ということになりそうです。

幸い、男性の視覚に訴える若さや健康の特徴は「光沢のある髪→ヘアケア」「澄んで輝く大きな瞳→十分な睡眠とコンタクトレンズ」「ピンク色の爪→ネイルサロン」「白くて歯並びのよい口元→審美歯科」というように、努力(とお金も!)次第でどうにかなるものばかり。この際、若女のコンテンツを盛れるだけ盛ってみても損はないのかもしれません!

(文:山口 佐知子)

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