来年建て替え19年秋に再開へ イオンつきみ野店

 流通大手イオンの傘下で総合スーパーを運営するイオンリテールのイオンつきみ野店(大和市)が、2018年2月下旬ごろから一時休業し、建て替えることが20日、分かった。営業再開は19年秋の予定。新たな店のコンセプト、テナント構成、投資額などの詳細は、今後詰める。

 同店は、00年に大和市で最大級の商業施設「つきみ野サティ」として誕生。11年にサティを運営していたマイカルとイオンリテールが合併したことに伴い、現在の店名に変更した。買い物のほか、映画館や飲食などが1カ所で済む利便性もあって、30〜40代を中心に年間350万人が来店するという。店舗は5階建て(売り場は4階)で売り場面積は約4万平方メートル。専門店45店舗が入居している。

 周辺には大型ショッピングセンターのイオンモール座間が来春開店予定で、イオンモール大和、イオン大和鶴間店などが営業中。グループ全体で多様な消費者のニーズをつかむという。イオンつきみ野店は「足元のお客さまをしっかり捉えられる店づくりをしたい」と話した。

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