トランプ大統領の国連演説~アメリカと日本での受け止め方の違い

9/20(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

異例な北朝鮮拉致問題言及
7:03~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)

トランプ大統領

国連総会の一般討論で演説するトランプ米大統領=2017年9月19日、ニューヨークの国連本部 写真提供:共同通信社

トランプ大統領、国連演説で北朝鮮を非難し拉致問題にも言及

19日、トランプ氏が国連総会で初の一般討論演説を行いました。演説では北朝鮮の核ミサイルについて強く非難。横田めぐみさんを挙げ、北朝鮮による拉致問題にも言及しました。今回の演説の意図や効果について、鈴木哲夫さんに伺います。

高嶋)ニュースにもありましたが、アメリカのトランプ大統領が国連総会で初の演説をしたと。

鈴木)非常に注目されましたね。

高嶋)言っている内容の勇ましさに対して、聞いていた人はやや白け気味で、拍手もまばらであったということでした。日本の新聞では一部興奮していて「アメリカ、北朝鮮を攻撃なら完全に破壊」と報道しています。万万が一いわゆる戦闘行為になったら、北朝鮮を破壊すると。このへんはトランプさんの一流の、ビッグマウスというところでしょうか。その中で、日本人13歳の少女を拉致した云々と、いわゆる人権侵害の激しさも象徴に使っていますが、これどうですか? 効き目は。

鈴木)まず、拍手もまばらというところですが、アメリカの大統領というのはアメリカという1つの国家のトップでありますが、世界的なアメリカの立場っていうのを考えると、どれだけ含蓄のある深い共感、感動を呼び考えさせられる、何かそういうストーリーや言葉やそういう論理的なものを期待するわけです。そのへんの深さというものが無かったんじゃないか。そう見る人は多いですよね。アメリカトップに対しての失望があったのでしょう。

日本には配慮された演説

もう1つ、安倍さんに対しては非常に異例だと思います。北朝鮮のことでミサイル云々にさらに拉致問題を絡めたということは。日本への配慮を非常に感じます。

高嶋)そういう意味では成功だったと。日本にとっては、ということですか。

鈴木)はい。

高嶋)なるほどね。トランプ大統領の初の国連演説ということで。安倍さんもこの後やるのですよね?

鈴木)そうですね。安倍さんの場合は何をやっても、今度の解散総選挙に何かリンクしているだろうという視点で見られますので、言葉は慎重に選ばないとならないですね。これはプラスにもなるけれども、わざとらしいエサみたいなものが見えてくると逆にマイナスにもなります。

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