新国立競技場、木製いす実現せず

費用問題で大幅に縮小

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 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場(東京都新宿区)に国産木材の座席を設置する構想が費用や工期の問題で実現せず、貴賓席のごく一部にとどまることが21日、日本スポーツ振興センター(JSC)への取材で分かった。

 政府やJSCは6万8千席のうち7800席を木製とすることを検討したが、貴賓席の中でも国賓クラスが座る「VVIP席」の268席に限定される。肘掛けや背もたれの部分に国産材を使用するという。約1400席ある貴賓席や残りの一般席はプラスチック製となる。