住友電装、スポーツクライミング選手を社員に採用

スポーツクライミング選手の渡部桂太氏

 自動車用ワイヤハーネス大手の住友電装(本社・三重県四日市市、社長・川井文義氏)は、国際大会で活躍が期待されるスポーツクライミング選手を18日付けで採用した。同社によるトップアスリートの採用は、昨年の女子ラグビー2選手に続いて2競技目となる。

 三重県は21年に開催予定の国民体育大会「三重とこわか国体」を見据えて「三重県競技力向上対策基本方針」等を策定。スポーツ選手の育成・強化やスポーツ振興を通じた地域活性化に取り組み、推進事業の一つとしてトップアスリートの就職支援を行っている。

 住友電装はこの取り組みを支援すると同時に、選手の活躍を通じて社内に夢、希望、活力を与え、連帯感を醸成することを期待して採用を決めた。

 採用したのはスポーツクライミング選手の渡部桂太氏。17年ボルダリングW杯で年間ランキング4位の実績があり、今後10月開催のえひめ国体や中国、スロベニアのリードW杯に出場する予定。

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